建築をし始めると、高い場所で作業するための足場や登るための仮の階段、建築物の形を決めるための簡単な枠組みなど、壊したり作ったりを繰り返す場面が増えてきます。
そんな時にわざわざ石系ブロックを使うと、壊すのがとてもメンドクサイ。
簡単に壊せるブロック素材が勝手に湧いてくる…そんな夢をかなえてくれるのが、スライムトラップです!
ということで今回は、スライムトラップの作り方を解説していこうと思います。しかも、今回トラップでは
- 露天掘りなし
- チャンク外周を掘り抜く必要なし
- 焚火で簡単アイテム回収
な楽々設計になっていますので、ぜひ、拠点近くで放置してたくさんのスライムブロックをゲットしてください。
スライムトラップ製作に必要な材料・所要時間
今回使う材料
- ガラスx9
- ジャックオランタン1x湧き層分
- 鉄ブロック4x湧き層分
- ハーフ3x湧き層分
- 松明(湧きつぶし用)
- ホッパーx9
- 焚火x9
- チェストx2
鉄系ブロックがたくさん名を連ねている上記リストを見ると、鉄不足に陥っている方は頭を抱えてしまうかもしれません。
しかし、湧き層を掘っている間にも鉱石が沢山手に入るので問題ありません。
所要時間
何層作るか、によるものの、1時間あれば完成させられると思います。
スライムチャンクの探し方
スライムトラップ製作でまずしなければいけない事は、自分のワールドのスライムチャンクを探し出すことです。
スライムチャンクの探し方は以下の記事で詳しく解説しているので、知らない方は参考にしてください。
間違ったスライムチャンクで作業してしまうと、後ほどとんでもなく絶望します(経験済)。
- シード値は間違っていないか
- バージョンは正しいか
を確認してから、次の手順に入りましょう!
スライムトラップの作り方
手順①Y=39まで下がる
スライムチャンクを見つけられたら、さっそくスライムの湧き層を掘っていきます。
間違った場所を掘らなくて済むように、スライムトラップ製作中は常にチャンクを表示させておきましょう。チャンクはF3+Gキーで表示させることができます。
スライムはY=39以下にしか湧かないので、まずはその高さまで直下彫りなどで下がっていきます。
- チャンク表示はF3+Gキー
- スライムはY=39以下にか湧かない
手順②Y=39から高さ3を確保し湧き層を掘る
Y=39まで辿りついたら、そこから高さ3を確保しながらチャンク内を掘り抜きます。
高さを3にしておくのは、大スライムが湧くのに必要な高さが2.5以上だからです。
また、画像にはありませんが、各階層では必ず湧きつぶしをしておいてください。湧きつぶしをしておくことで、湧かせるモンスターをスライムに限定することができます。
あとは、この工程を岩盤上3~5ブロックの高さまで繰り返しましょう。
- 湧き層は高さ3を確保
- 湧き潰しもしっかりしておく
- 周囲の湧き潰しがしっかりしてあれば、湧き層は3層くらいでも十分機能する
手順③スライム落下場所を作る
次に、湧いたスライムが落下するための穴を3×3で作っていきます。
この落下穴は、湧き層の中心ではなく、壁に接する面の真ん中あたりに作るのがオススメです。
- スライムを処理するための穴は3x3
- 壁際がGOOD
手順④アイアンゴーレム用スペースを作る
次に、湧いたスライムを落下穴に誘導するのに便利な『アイアンゴーレム』を置くスペースを確保します。
落下穴と向かい合うように、3x3x3のスペースを各層に作ってください。ここでも、湧きつぶしを同時にしておきましょう。
出来たスペースにアイアンゴーレムを出現させ、ガラスなどのブロックで下2ブロックを設置、上には上付きハーフを設置し、0.5の隙間が空くようにします。
下の画像を見ると分かりやすいかもしれません。
すると、空いた0.5の隙間からアイアンゴーレムを察知したスライムが落下穴に誘導され、のこのこやってきます。
これで、水流などを使わずにスライムを処理層に誘導させることができますね。
1層できたら、同じ手順で各層のスライムを落下穴に誘導していきます。掘り抜き中に手に入れた鉄をふんだんに使って、アイアンゴーレムを作り出しましょう。
- スライム処理穴の正面に3x3x3のゴーレムスペース
- 隙間からスライムにゴーレムを感知させる
手順⑤処理層をつくる
最後は、落下したスライムを燃やしてスライムボールにしていく処理層を作っていきましょう。
落下穴の下、2段分掘り下げてください。(1段だとジャンプして処理層から脱出される)
そこに、ホッパーをチェストに繋げた状態で設置していきます。
ホッパーの上に焚火を敷き詰め、その周りをガラスなどのブロックで囲ってください。
なんとこれで、処理層も完成です。
以前のマグマブロックを使った処理層も非常に便利でしたが、焚火が追加されてから段違いに低コストで処理層づくりができるようになりました。
これで、落下してくるスライムも焼かれて小さくなり、スライムボールに早変わりです。
- 落下してくる場所を2段さらに掘り下げる
- ホッパーの上の焚火でスライムを処理
完成!
スライムトラップを効率的に稼働させるために
せっかくスライムトラップを作ったのなら、ぜひ効率よく稼働させたいですよね。そのために、以下のことを必ずやっておきましょう。
周辺の湧きつぶしを徹底する
意外と見落とされがちなのですが、スライムトラップ周辺の湧きつぶしは、トラップを効率的に機能させるうえで非常に大事な作業です。
マイクラには、一定の範囲でMOBがスポーンできる最大数というのが決められています。
トラップ周辺の洞窟にゾンビやスケルトンがなどがスポーンし、そのエリアのスポーン数の最大に到達してしまうと、スライムの湧きが悪くなってしまいます。
周辺の洞窟や地上、スライムトラップ内も徹底的に湧きつぶししておきましょう。
待機場所の位置を変える
もし、スライムトラップも間違いなく作れていて、湧きつぶしもしっかりしているのにスライムの湧きがよくない場合は、待機場所の位置を変えてみましょう。
モンスターは、自分がいる場所を中心に24ブロックの範囲には湧いてくれません。
もし待機場所をスライムの処置場の近くにしていたりすると、折角作った湧き層の一部が使えない状態になっている可能性があります。少し離れた場所に作り直してみましょう。
スライムチャンクをもう一度チェック
それでも湧かない場合、『スライムが湧かない場所』にトラップを作ってしまっている可能性も…
トラップを作った場所がスライムチャンク内かどうか、スライムファインダーを使ってもう一度確認してみましょう。
終わりに
手間を可能な限り削りつつ、出来るだけ高効率なトラップを解説させていただきましたが、ご理解いただけましたでしょうか。
手間こそかかるスライムトラップですが、一度作ってしまえばあとは放置でスライムブロックが無限になります。ブランチマイニングがてら、ぜひ作ってみてください。
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