パソコンを新しく新調する余裕もないし、何とかゲーム自体を軽くできないものか…
きっと誰もが体験したことあるのが、この『マイクラ重たい問題』です。
敵を目前にパソコンがカクついてしまい気が付いたときには全ロス、なんて悲劇を招かないように、今回は、パソコンのスペックが低くてもマイクラを少しでも軽く遊べる方法をご紹介します。
これらを試して、マイクラをもっともっと楽しんでいきましょう。
軽量化対策①軽量化MOD『Optifine』を導入する
まず最初に試したい方法が、『Optifine(オプティファイン)』という軽量化MODを導入する方法です。Optifineとは、
マイクラをより快適にプレイするために海外の@sp614xさんによって開発されたMODで、『Forge』と並んで多くのマイクラプレイヤーによって利用されているものの1つです。
MOJANGが開発している通常バージョンと並んで、いわゆる『Optifineバージョン』を作ることで軽量化が実現されています。
他の要素を追加するMODと違い、オリジナルのマイクラのテクスチャーやmobを残したままプレイできるのが特徴です。
マイクラのアプデに伴い『Optifine』のアプデも活発に行われているので、常に最新のバージョンをダウンロードして遊ぶことが出来ます。
引用:当サイト別記事
このOptifineは無料で配信されているので、プレイ中に頻繁にカクつくときはぜひ導入してみましょう。
軽量化対策②ワールド読み込みのチャンクを下げる
もしOptifineを上手く導入できなかったり、導入してみても重たいままの場合は読み込むチャンクを下げてみましょう。
これはビデオ設定画面⇒描画距離から変更することが可能で、6~8チャンクくらいが個人的にはおすすめです。
チャンクとはマイクラ内で使われる範囲の単位のことで、この読み込みチャンクを下げることでパソコンが一度に読み込む範囲を狭め、より軽くすることができます。
ただ極端にチャンクを狭めてしまうと、視界が少し悪くなってしまうこと、またモンスターの湧き範囲や植物の育成の範囲が狭まってしまうことがあるので、パソコンが反応できるギリギリの最大チャンクラインを探してみましょう。
軽量化対策③ワールドを広げないようにプレイする
その他、プレイ中のマップを広げ過ぎないことも大切です。
ジャングルやムーシュルーム島を探すときに大きな冒険をするのは仕方のないことだとしても、地図埋めなどで無駄にマップを広げ過ぎると、それもゲームが重くなる原因になります。
筆者も地図埋め大好きでマップ広げまくる派なんですけれどね…同じワールドで継続して快適に遊ぶには、地図埋めなどでマップを広げるのは、ほどほどにしておくことが大切です。
軽量化対策④パーティクルを最小限にする
続いて、ゲーム中に表示させるパーティクルの数を減らすことでマイクラを軽くする方法をご紹介します。
パーティクルとは、様々なアイテムや環境などで表示されている煙のような効果のことです。
これらを消すことで、読み込まれるデータをより軽くすることができます。パーティクルはチャンク設定と同じように、ビデオ設定⇒パーティクル設定から変更可能です。
『すべて・少し・最小』の3つの種類全てを試しましたが、パソコンのカクつき具合で言うと『全て』と『少し』の差があまりなかったように感じました。
軽量化を目的にパーティクルを下げるなら、『最小』まで下げることをおすすめします。
軽量化対策⑤村人などの動くMOBを減らす
動くMOB(村人・動物・モンスターなど)の数を出来る限り少なくしておくことも、ゲームを軽量化するのに役立ちます。
特に多いのが村人増やし過ぎ問題です。
以前とは異なり、自分のためにとプレイヤーが放置していたベッドで勝手に子供を作ったりして人口を増やすようになりましたし、事あるごとにゴーレムをスポーンさせるようにもなりました。
パソコンがカクついてしまう方は、このような動くMOBの数は出来るだけ増やさないようにするか、拠点から離れた場所に置いておくのがオススメです。
軽量化対策⑥スポーンチャンクを軽くする
次は、スポーンチャンクに関する対策です。
スポーンチャンクとは、プレイヤーがワールドのどこにいても読み込まれている「自分がスポーンした場所を中心にした12×12ほどのエリアです。(厳密にはちょっと違うのですが、大体この範囲です。)
このエリアに多くのギミックを建てたり、または大量のMOBがいたりすると、常にデータが読み込まれてしまう仕様上、自分が遠く離れた場所へ行ったとしてもカクツキは解消されません。
スポーン付近に拠点があると万が一死んでリスポーンした場合にも便利なのですが、同時にこのような弊害もあるので、リスポーン地点を含むスポーンチャンクは出来るだけ過疎化させておくといいでしょう。
軽量化対策⑦ワールドの水流、マグマ流をつぶす
プレイ中に出来ることの1つとして、水流やマグマの流れを潰していくことが挙げられます。
水流やマグマ流はパソコンが重たくなる原因になるので、見つけ次第どんどん潰していきましょう。
また池や川などで水を使う場合は、できるだけ水源にするよう心がけてください。
水流ではなく水源にすることで、動的なデータが少なくなりパソコンへの負担を減らすことができます。
軽量化対策⑧火を消す(特にネザー)
ネザーに行ったらいきなりパソコンが重くなる…なんて経験をしたことはありませんか?
実はこれ、あちこちで燃えている火が原因の1つだからです。
火はパソコンが重くなる原因としてよく言われるものですがその通りで、もしガストやブレイズに着けられた火があちこちにあるようなら普段から消していくことを心がけてください。
パソコンのスペックが低い場合は、特に大きな負担になりがちな火。無駄な火は消す。現実と同じですね。
もし火を消したせいでネザーが暗くなってしまったら、暗視のポーションを使うなどで対応してください。
軽量化対策⑨看板の利用をできるだけ控える
ほかにも、『看板』の使用を控えることによって、データを少し軽くするという方法もあります。
家具や、水流をコントロールするのに利用されることも多いですが、実は『書かれている文字を読み込む』というロードが看板に対して常に発生しています。
看板に文字が書かれている・書かれていないにかかわらず、『書かれているかもしれない文字を読み込む』という作業自体がパソコンに負荷をかけてしまうのです。
小さなことですが、チリも積もればなんとやら。
『看板』として利用しているなら仕方ありませんが、看板を『水流を止めるためのアイテム』や『家具』として使っているのであれば、旗などで代用していきましょう。
軽量化対策⑩コンブを抜く
次にできる対策は、拠点周りやスポーンチャンクのコンブを抜きまくること。
海底から海面に届くまで成長し続けるコンブに対して、「年齢」なるデータや、成長のためのランダムティックなどが常に読み込まれてしまいます。
特にスポーンチャンクにあるコンブはワールドに常に負荷を与えがちなので、拠点周りのコンブを含め、可能な限り抜いておきましょう。
軽量化対策⑪マイクラバージョンを過去のものに戻してみる
ほとんど苦肉の策ともいえる方法ですが、マイクラのバージョンを下げることでワールドデータを軽くできることもあります。
基本的にマイクラ1.13まではバージョンが新しいものほどデータは重く、読み込みも遅くなっています。特に1.13はデータの大きさが顕著で、その重さは多くの古参プレイヤーからも苦情が出るほどでした。
マイクラの開発陣の方がなんとか1.14以降、データの軽量化に成功したようなので、バージョンを戻す場合は1.14辺りにしておくといいでしょう。
軽量化対策⑫メモリをいじる【高度設定のため初心者注意】
では最後に、メモリの容量を増やすことでマイクラを軽量化する方法です。
この方法は、もし間違った設定をしてしまうと誤作動を起こす可能性のあるものなので注意が必要です。
特に、既に遊んでいるワールドをこの設定後に開いたりする場合は、ワールドのバックアップを取るなど対策を取りましょう。
またここからの内容はMinecarft Mallさまのサイトを参考にしています。
このメモリを変更するには、マイクラランチャーのメニュー右端の『起動オプション』から『高度な設定を有効にする』をONにしなければなりません。
その際、以下の写真のような注意書きが現れますので、OKをクリックしてください。
その後、希望のバージョンを選び、下の写真の番号に沿って、
- 分かりやすい名前を入力
- JVMの引数をONにする
- 『-Xmx〇GB』のギガバイト数を大きめに変更する
- 保存をクリック
してください。
手順は単純なのですが、特に③の『-Xmx〇GB』のギガ数を変更するときには、他にもたくさん書かれている英数字と間違えないようにしましょう。
私のパソコンのスクショである上の写真では『-Xmx4GB』と表示されていますが、もともとは『-Xmx2GB』に設定されていました。
この数字はパソコンの種類やスペックによって1GBであったりすることもあるので、変更する際はご自身のパソコンにあった数字を設定してみてください。
このようにマイクラに割り当てる容量を増やすことで、ゲームの負担を少し減らすことができます。
あとは、メイン画面へ戻って、プレイボタンの三角マークからバージョンをロードし遊んでみましょう。
マイクラが重たいときの対処法 まとめ
今回はいくつかのマイクラ軽量化の方法をご紹介いたしましたが、参考になりましたでしょうか。この方法によって、みなさんのマイクラが少しでも軽くなることを祈っていますね。
特にチャンク変更に関しては、その手順もカンタン、リスクもなしで手軽に大幅な軽量化できるので、ぜひやってみてください。