洞窟探検をしていると、割と頻繁に見つかるゾンビスポナー。ただモンスターを生み出すだけの厄介な場所かと思いきや、実際はとても便利で、まさに金の成る場所と言えます。
ゾンビスポナーを使ったトラップさえ作ってしまえば、ゾンビ肉はただ放置しているだけでゲット、経験値も無限に!
そんな便利なスポナートラップを、基礎を確認しつつ作っていきましょう!
ゾンビスポナーについて
スポナーを使ったトラップを作る前に、まずはスポナーの湧き範囲や湧き条件を簡単に確認しておきましょう。特に『湧きがストップする条件』は、トラブル回避に非常に重要なのでぜひ覚えておいてください。
\スポナーの特徴/
- スポーン範囲は、縦9横9高さ3
- 一度にスポーンするのは最大で4体
- スポナーを中心に9x9x9の範囲に6体以上モンスターがいると湧きが止まる
- 空間にもスポーンする
- プレイヤーがスポナーから17ブロック以内にいるときだけスポーンする
これらを踏まえて、ゾンビトラップを作っていきます。
ゾンビスポナーを見つけたら
ゾンビスポナーを見つけたら、まずスポナーの上にハーフブロックを置いておいてください。
こうしておくと、トラップを稼働させてもスポナー上の空間にMOBがスポーンしなくなり、湧き範囲にMOBがとどまってしまうことがなくなるからです。
これは、のちの湧き効率に関係してくるので、忘れずにやっておきましょう。
スポナー周りについては、適当に湧きつぶしをしておけばOK。下の画像のように側面は松明で、上はハーフで湧きつぶししてあれば完璧です。
これで、トラップ製作中に湧いたゾンビが作業の邪魔をしてくるのを予防できます。
- スポナー上にハーフブロック
- サイドは松明で湧きつぶし
- スポナー周辺も明るくしておく
ゾンビトラップの作り方
手順①スポーン範囲を掘り抜く
スポナーを利用したトラップを作るときはまず、スポナーの湧き範囲を掘り抜くことから始めます。『スポナーの湧き範囲』とは縦9横9高さ3の空間(空中も含む)全てのことです。
スポナー湧き範囲(スポナーが中心)
縦9x横9x高さ3
この9x9x3の範囲を全て確保できるよう、掘り抜いていきましょう。
スポナーを真ん中にして9x9の正方形が出来ていればバッチリです。スポナーの上3マスも掘り抜いてあれば、これでスポーン範囲を最大限確保できたことになります。
- スポナーの湧き範囲は縦9横9高さ3
- スポナーを中心にして空間を作る
- 湧き範囲は最大限確保する
手順②処理場までの誘導スペースを作る
次に、スポナー下を2段掘り下げます。
2段分掘り抜くことで、ゾンビをスポナーに引っかけずに水流エレベーターまで流すことができます。
次に、モンスターを集めたい場所の1列をさらに2段分、途中から3段分掘り抜いていきます。
言葉だけでは分かりづらいと思いますので、下の画像を見てみてください。今の解説を上から見ると、こんな感じになります。
正面から見ると、こんな感じ。
ここに後から水を流し、湧いたゾンビを集めていくことになります。
<補足>
モンスターを集めるこの溝ですが、水を流すだけなら1段深くするだけでいいじゃないか、と思われるかもしれません。
が、最初から2段下げているのは、モンスターが水の流れに抵抗しにくくなるようにするためです。
段差が1段しかないと、時折このようにゾンビが泳ぎだし『スポナー湧き範囲』にとどまってしまいます。
モンスターが湧き範囲にとどまってしまうことは、湧き効率を上げるうえでは最悪の事態。それを少しでも防ぐために、最初から2段掘り下げています。
- スポナーの下は、ひっかかり防止のため最低2段下げておく
- モンスターを集める水路も2段以上下げておく
手順③水流エレベーターを作る
モンスター運搬路ができたら、今度は集めたモンスター上へ持ち上げるための水流エレベーター(EV)を作っていきます。
水流EVとは、1.13から追加された要素である、ソウルサンド+水源で発生する『上昇する渦』を利用した持ち上げ機構です。
とはいえ、『モンスターを水流EVまで運んでくる水流』と『水流EV』の水が混ざってしまっては作業がしにくいので、水の逆流を防ぐためのアイテムを先に設置しましょう。
そのアイテムとは、『看板・トラップドア・旗』など。これらのアイテムを、下の画像のように置いてください。トラップドア利用の際は、必ず開いておいてください。
またここは任意ですが、トラップドアの下の部分(水がない部分)を氷系ブロックにしておくと、モンスターがつるつる滑り効率よく運ばれるようになります。
- ストッパーは『看板・トラップドア・旗』で
- 水流のない場所には氷系ブロックで効率UP
水の逆流防止対策ができたら、EV用のスペースを掘っていきます。場所は、設置したトラップドアのすぐ横です。
高さは、22~24ブロックほど掘っておくと、今後の作業が比較的楽になるのでおすすめです。
<モンスターを水流EVで持ち上げるワケ>
モンスターをわざわざ上に運んでいく理由ですが、いったん高い場所へMOBを誘導し、そこから落とすことによって落下ダメージを与え体力を削っておくためです。
これにより、モンスターが処理場に落ちてきたときにはプレイヤーが素手でも倒せるくらい弱っており、経験値&アイテムが効率よく集められるようになります。
- 水流EVの高さは22~24
- 水流EVは、ストッパーのすぐ横に作る
EV用の通路ができたら、一番上のブロックから水を流していきましょう。
ただし、水流EVとして水を使う場合、水は全て『水源』でなければなりません。今流した水流を『水源』にしていくために、コンブを使用していきます。
抜けのないよう下から上までしっかりコンブを植えると、水流は水源に変化します。
これで、コンブの役目は終了です。最後に、エレベーター下のブロックをソウルサンドに切り替えれば、上昇泡が発生、水流EVの完成です!
一応、きちんと泡が発生しているか、きちんと上まで上がることができるかどうか、中に入ってチェックしておいてください。
- 水流エレベーターの水は全て水源にする
- 水流はコンブで水源になる
- ソウルサンドは最後に設置
手順④運搬路を作る
次に、モンスターを落下穴まで誘導させる通路を作ります。モンスターの背丈(高さ2ブロック以上)のスペースを上に掘り、長さ8ブロックまでの好きな距離で通路をつくります。
できあがりが画像のような感じになっていればOK。今回は分かりやすいように右方向に通路を作りましたが、通路の進行方向に決まりはありません。
通路ができたら、下の画像のように水流EVの上のブロックに水源を置き、落下地点にはトラップドアを設置して水の流れをストップさせておいてください。
こうすると、モンスターを落下地点までうまい具合に誘導できます。(画像はスケルトンですが、ゾンビと動きは同じです)
- 通路は高さ2、長さ8以内
- 奥壁に水源を置いてモンスター運搬
- 落下場所の上にトラップドア(水ストッパー)
手順⑤モンスターを瀕死にさせる高さを掘る
次に落下用の穴を掘っていきます。ですが実は、トラップ作りではこの落下穴の調整が一番複雑…
落下距離によって効率の良さが決まってしまうので、次の解説を参考に、みなさんの目的にあった高さ調整をしてくださいね。
今から行う落下距離の調整ですが、それを面倒にしているのが『モンスターが落下直前に水の中でジャンプしてしまい、調整した高さ以上のところから落下してしまうかどうかがランダムである』ことです。
これが起こってしまうと、強すぎる落下ダメージによってモンスターが死んでしまい、経験値を得ることができなくなります。
これでは経験値トラップとして効率よく機能してくれないので、そうならないように100匹程度のモンスターで色々と高さの検証しました。
経験値&アイテム集め併用トラップにする場合23.5
まずは『経験値&アイテム』用のトラップにする場合、落下の高さは23.5に調整することで、ゾンビを瀕死状態にさせることができます。
落下前にジャンプして余計なダメージを受けてしまうゾンビに対しても、この高さであればなんとか耐えられることを確認しています。
- 『経験値&アイテム』の場合は落下距離23.5
アイテム集めONLYのトラップにする場合25.5
『アイテム回収』のみを目的にトラップを作る場合は、落下の高さ25.5に調整しておきましょう。
生き残りがいないようにダメージを与えるために、通常よりも落下の距離を長くする必要があります。
この高さで、防具付きのMOBの体力も削りきることを確認済み。ただし、ダイヤ装備+落下耐性がついていたら生き残る可能性あるので、その場合は手動で処理するか、落下の高さをもっと高くしたりして対処してください。
- 『アイテムのみ』の場合は落下距離25.5
手順⑥モンスター溜め場を作る
これからは、落下したゾンビたちを放置しておくための溜め場を作っていきましょう。
大人ゾンビの身長は1.95ブロックなので、溜め場の高さは2ブロック以上確保しておく必要があります。
さらに、1ブロックのスペースに26体以上のモンスターが集まると窒息ダメージを受けて死んでしまうという仕様を避けるために、2x3くらいのスペースを作り、MOBの過密を防いでいきます。
スペースが大きいほど長い時間放置できるので(でも何時間もやるとパソコンの方が処理落ちする)自由に設計してください。
あとは、経験値のため攻撃用のスペースを残してゾンビが逃げられないよう囲っておけば溜め場の完成です。
- 溜め場の高さは2ブロック
- 1ブロックに26体以上集まると窒息ダメージ
- モンスターが逃げられないよう囲いを作る
手順⑦アイテム回収機構を作る
モンスター溜め場ができたら、次にアイテムを回収システムを作っていきます。回収には、ホッパーの『ハーフブロックが上にあると回収範囲が広くなる』という性質を利用します。
先ほど落下の高さを0.5刻みにしておいたので、下にチェストに繋げたホッパーを置くだけでアイテムをほぼ全て回収してくれます。これで、アイテム回収システムの完成です。
- ハーフ・ホッパー・チェストでアイテム回収
手順⑧待機所を作る
そして、もっとも大切な『待機所』を最後に確保してトラップ作りを終了しましょう!待機所づくりで一番大切なのは、その位置。
スポナーからモンスターが湧くのは、『プレイヤーがスポナーから17ブロック以内』にいるときだけなので、常に自分がその範囲に居れるような待機所づくりをしてください。
<スポナーからモンスターが湧く条件>
- 明るさが7以下であること
- プレイヤーがスポナーから17ブロック以内にいること
スポナーから17ブロックの条件は、X・Z軸がスポナーから17ブロック離れた正方形の範囲ではなく、『スポナーを中心に半径17ブロックの球形の範囲』のことを言っています。
それを分かりやすいように、黄色い円で囲ってみました。
長時間放置したのにも関わらず『経験値&アイテム』が全然手に入らないという方は、この範囲に自分がいるかどうかを確認してみてください。
ちなみに、スポナー稼働中はスポナー内のモンスターがくるくる回り、火のパーティクルも発生します。
もし、自分のいる場所でスポナーが左のような状態になっていたら、右の状態になるような場所を探してみましょう。
- 待機所はスポナーから17ブロックの球形範囲内に作る
- スポナーが稼働しているかはパーティクルで確認
手順⑨水を流す
最後に、スポナーに設置していた松明を取り除き、水を流せばトラップの完成です。
1列分全ての場所から水を流すと、水源から8マス目できれいに水が止まるはずです。さらに、2段深く掘り下げた列にも水を流します。こちらは、高い方から1杯だけでOKです。
ゾンビトラップ完成!
これで、スポナーを使ったゾンビトラップの完成です!
子供ゾンビやチキンジョッキーの詰まり問題
子供ゾンビは問題なし
ゾンビ系のMOBだけに存在する子供ゾンビ(通称チビゾンビ)ですが、チビゾンビは自らブロックに突込み窒息ダメージを受けることがよくあるMOBで、このトラップでも処理場までの運搬中に勝手にダメージを受けています。
元々ダメージを受けているところに落下ダメージが加わるせいで、チビゾンビが生き残ることはほとんどありません。
また検証の結果、詰まることもなかったので、チビゾンビのための特別な対応は必要ありません。
チキンジョッキーは対策必須
一方のチキンジョッキーですが、こちらは対策必須です。
チキンジョッキーを放置しておくと、下の画像のように後から続いてくるゾンビたちもストップさせてしまいます。
そこで、あえてゾンビたちに見つかることで水流EVに誘導していくちょっとした工夫を施しておきましょう。
『モンスターが流れてくる方向から水流EVを挟んで正面』に、自分(村人でもOK)を置くことで、チキンジョッキー自らこちらに向かってきてもらおうというわけです。
ちなみに、私はこの場所を待機場所にしています。
とはいえ、自分がいるところにゾンビが来てしまうと困るので1段目にはブロックを置き、モンスターが突っ込んでくるのを防ぎます。
2段目にはトラップドア・フェンス・看板などを置いて、モンスターに気づいてもらえるようにしておきましょう。
危険そうに見えるかもしれませんが、毒ポーションで体力を0.5まで削った村人(敵MOBに1度でも攻撃されると死ぬ)をリアル時間で1日以上放置しても大丈夫でしたので問題ありません。
チキンジョッキーが出たとしても一切の詰まりのないトラップになりますし、モンスターをどんどん処理できるのでおすすめの方法です。
また最近では、『カメの卵』の登場で、わざわざここにプレイヤーが立つ必要がなくなりました。
カメの卵を壊しに来るゾンビの性質を利用し、プレイヤーの代わりに設置しておいてもいいでしょう。
ゾンビトラップ製作 まとめ
今回は水流EVを使ってのゾンビトラップの作り方をご紹介させていただきました。皆さんの参考になれば嬉しいです。
ゾンビトラップさえ作ってしまえばゾンビ肉は無料&無限、そして放置するだけで手に入るようになるので、最も手間のかからない交易品になってくれます。
何かと使い道の多いゾンビトラップ。出来るだけ早い段階で作っておきましょうね。
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