エンダードラゴンや、洞窟探検で大いに役立つ、エンチャントされた防具や武器。
それらを作るために喉から手が出るほど欲しいものは…そう、経験値をがっぽがっぽ稼げるモンスタートラップです。
トラップ作るのなんて難しそう、という方でも簡単に作れるように、今回はトラップ解説第1弾、スケルトンスポナーを使ったトラップの作り方をご紹介しようと思います。
スケルトントラップは経験値だけでなく、遠方からの攻撃に使える『弓・矢』、そして『骨粉』がカンタンに手に入るようになるので、ゲーム序盤でぜひとも作っておきたいトラップの1つです。
スケルトンスポナーを見つけたら
スケルトンスポナーを見つけたら、トラップ製作中にMOBが湧いてしまわないよう、スポナーの『底以外の5面』を松明で湧きつぶししておいてください。
加えて、スポナーの特徴である『空間にもMOBが湧く』のを防ぐために、適度に壁や床にも湧きつぶしを行いましょう。
スケルトンスポナーの特徴
スポナーの特徴を先にまとめておいたので、湧き範囲や稼働範囲など可能であれば覚えておきましょう。
スケルトントラップの作り方
手順①スポーン範囲を掘り抜く
スポナーを利用したトラップを作るときは、効率を最大限まで上げるため、スポナーの湧き範囲である『縦9横9高さ3』の範囲を掘り抜くことから始めます。
スポナー湧き範囲(スポナーが中心)
縦9x横9x高さ3
通常スポナーを見つけると、スポナー周りが縦7・横7ぶん掘り抜かれていたり、または縦7・横6だったりしますが、まずはそれを縦9横9にまで広げていきます。
それができたら、スポナーの上3マスのスペースも確保しておきましょう。これでスポーン範囲を最大限確保したことになります。
- スポナーの湧き範囲は縦9横9高さ3
- 湧き範囲を掘り抜き、スポーンゾーンを最大限確保する
手順②処理場までの誘導スペースを作る
次に、モンスターを処理場まで水流で誘導していくためのスペースを確保していきます。
スケルトン誘導中に一切の詰まりが生まれないよう、スポナー下を2段分掘り下げます。
次に、水流エレベーター予定地に一番近い1列をさらに2段分、途中から3段分掘り抜いていきます。
少しわかりづらいと思いますので、これからは人工的に作ったスポナー施設で詳しく見ていきましょう。上から見た図はこんな感じ。
正面から見ると、こんな感じ。
ここに後から水を流し、湧いたスケルトンたちを集めていくことになるわけです。
最初から2段ぶん下げているのは、ここを1段にしてしまうとスケルトンが水の流れに抵抗し出すという弊害が生まれるからです。
原因は2つの水流が一部くっついてしまうことなのですが、どちらにせよモンスターが湧き範囲にとどまってしまうことは、湧き効率を上げるうえでは最悪の事態です。
たった1段深めに掘るだけで多少なりとも解消できる問題なので、ぜひ2段下げて水路を作ってください。
- スポナーの下は、ひっかかり防止のため最低2段下げておく
- モンスターを集める水路も2段以上下げておく
手順③水流エレベーターを作る
モンスター運搬路ができたら、今度は集めたモンスターいったん上へ持ち上げるための水流エレベーター(EV)を作っていきます。
水流EVとは、1.13から追加された要素、『上昇する渦』を利用した持ち上げ機構です。
水源の下にソウルサンドを置くとぷくぷくと泡が発生、これが『アイテム』『プレイヤー』『MOB』を上に押し上げてくれます。
これを作るために、まずはトラップの水が水流EVと混ざり合うのを防ぐための『看板・トラップドア・旗』などを下の画像のように設置してください。
画像ではトラップドアを使っていますが、先ほど紹介したアイテムだったらなんでも機能してくれます。
ついでに、トラップドアの下の部分(水がない部分)を任意で氷系ブロックにしておくと、モンスターがつるつる滑り効率よく運ばれるようになりますよ。
- ストッパーは『看板・トラップドア・旗』で
- 水流のない場所には氷系ブロックで効率UP
次に、EV用のスペースを22~24ブロック上まで掘ります。
- 水流EVの高さは22~24
- ストッパーのすぐ横に作る
EV用通路ができたら、一番上のブロックから水を流します。
そうしたら、水流を『水源』にしていくため下からコンブを植えていきましょう。
下から一番上まで抜けのないようしっかり植えると、水が水源になってくれます。
画像のように水路をコンブで埋め尽くしたら、コンブは撤去してしまって大丈夫です。
あとは、エレベーター下のブロックをソウルサンドに切り替えて水流EVの完成です!
一応、きちんと上まで上がることができるかチェックしておくといいでしょう。
<モンスターを水流EVで持ち上げるワケ>
モンスターをわざわざ上に運んでいく理由ですが、高い場所から落とすことによってモンスターにダメージを与え、体力を削るためです。
高く上げたところからモンスターが処理場に落ちてきたときには、プレイヤーが素手でも倒せるくらい弱っており、経験値&アイテムが効率よく集められるようになります。
- 水流エレベーターの水は全て水源にする
- 水流はコンブで水源になる
- ソウルサンドにコンブは植えられない
- ソウルサンドは最後に設置
手順④運搬路を作る
水流EVができたら、モンスターを落下させたい場所まで誘導させる通路を作ります。
水流エレベーター上をさらに2段掘り、長さ8ブロックまでの距離で通路をつくってください。
できあがりが画像のような感じになっていればOK。
今回は分かりやすいように右方向に通路を作りましたが、通路の進行方向に決まりはありません。
最後に、下の画像のように水流EVの上のブロックに水源を置き、落下地点にはトラップドアを設置して水の流れをストップさせておきましょう。
こうすることで、モンスターをトラップドアの場所(落下地点)までうまい具合に誘導できます。
- エレベーター後の通路は高さ2、長さ8以内
- 奥壁に水源を置いてモンスター運搬
- 落下場所の上にトラップドア(水ストッパー)
手順⑤モンスターを瀕死にさせる高さを掘る
次に落下用の穴を掘っていくのですが、落下距離によってトラップの使い方が異なるので、次の解説を参考にあなたの目的にあった高さに調整をしてください。
経験値&アイテム集め併用トラップにする場合23.5
まずは『経験値&アイテム』用のトラップにする場合、落下の高さは23.5に調整することで、スケルトンを瀕死状態にさせることができます。
落下前にジャンプして余計なダメージを受けてしまうモンスターに対しても、この高さであればなんとか耐えられることを確認済みです。
- 『経験値&アイテム』の場合は落下距離23.5
アイテム集めONLYのトラップにする場合25.5
『アイテム回収』のみを目的にトラップを作る場合は、落下の高さ25.5に調整しておきましょう。生き残りがいないようにダメージを与えるために、通常よりも落下の距離を長くする必要があります。
この高さで、防具付きのMOBの体力も削りきることを確認済みです。
(ただし、ダイヤ装備+落下耐性がついていたら生き残る可能性あり。その場合は手動で処理するか、落下の高さをもっと高くしたりして対処しましょう。)
- 『アイテムのみ』の場合は落下距離25.5
手順⑥モンスター溜め場を作る
ここまでで、スポーンしたモンスターを瀕死にすることまでが終わりました。
これから彼らを倒して経験値を稼いでいきますが、1匹ずつ倒したのでは効率悪いですよね。
ということで、モンスターたちを溜めておき(放置しておき)一気に経験値をゲットするための溜め場を落下地点に作っていきます。
まず、スケルトンの身長は約2ブロックなので溜め場の高さは2ブロック以上確保しておく必要があります。
さらに、1ブロックのスペースに26体以上のモンスターが集まると窒息ダメージを受けて死んでしまうという仕様を避けるために、2x3くらいのスペースでスケルトンが密集しすぎるのを防きましょう。
あとは、プレイヤーが攻撃できるスペースを残して囲っておけばOKです。
- 溜め場の高さは2ブロック以上
- 1ブロックに26体以上集まると窒息ダメージ
- モンスターが逃げられないよう囲いを作る
手順⑦アイテム回収機構を作る
モンスター溜めができたら、次にアイテムを回収用のギミックを作ります。
『ホッパーの上にハーフブロックがあるとホッパーの回収範囲が広くなる』という性質を利用して、収納用チェストと、それに繋がるホッパーをハーフの下に設置していきましょう。
これだけで、広範囲のアイテムも回収できる溜め場の完成です。
- ハーフ・ホッパー・チェストでアイテム回収
手順⑧待機所を作る
そして最後に、待機所を作ります。待機所の装飾やデザインに関しては、あなたの好きなようにして頂いて構いませんが、その位置には注意してください。
スポナーからモンスターが湧くのは、『プレイヤーがスポナーから17ブロック以内』にいるときだけだからです。
スポナーからモンスターが湧く条件
- 明るさが7以下であること
- プレイヤーがスポナーから17ブロック以内にいること
『スポナーから17ブロック』の条件は、X・Z軸がスポナーから17ブロック離れてもいいというわけではなく、『スポナーを中心に半径17ブロックの球形の範囲』のことを言っています。
それを図で表すと、このようになります。
この範囲にプレイヤーがいるときのみスポナーが稼働。待機場所は、必ずこの範囲内に作りましょう。
またスポナーが稼働している最中は、モンスターがくるくる回り、そして火のパーティクルが発生します。
これを参考に、自分の待機所がスポナー稼働域なのかそうでないのかチェックしてくださいね。
- 待機所はスポナーから17ブロックの球形範囲内に作る
- スポナーが稼働しているかはパーティクルで確認
手順⑨スポナーの松明を外し、ハーフでスポナーに蓋をする
最後に、忘れずに『スポナーをハーフブロックで湧きつぶし』しておきましょう。
こうしておかないと、スポナーの上の空間にMOBがスポーンし、スポナーの上にとどまってしまうことがあるからです。
こうなってしまうと、湧き範囲に常に1体いることになり、スポナーからのスポーン数も常に減ってしまいます。
6体以上になってしまうと、スポーンそのものが止まりトラップとして機能しなくなってしまうため、スポナーの上は必ず『MOBの湧かないブロック』で湧きつぶししましょう。
手順⑩水を流す
あとは、モンスター誘導のための水を流すだけ。
画像のように『モンスターを誘導させたいほうの反対側』から1列の水を流してください。
今回は赤い羊毛でその位置を示しています。
ここも同様。
スケルトントラップ完成!
これで、スポナーを使ったモンスタートラップの完成です!
スケルトントラップ製作 まとめ
今回は水流EVを使ってのスケルトントラップの作りかたをご説明いたしましたが、お分かりいただけましたか?
スポナーを見つけたときは、絶対に壊してはだめです。このようなトラップなどにぜひ活用してくださいね。(毒グモスポナーとシルバーフィッシュは…例外です。)
特にスケルトンは、『骨・弓・経験値』を恵んでくれる貴重なキャラです。ぜひ今回のようなトラップを作り、アイテムをがっぽり手に入れちゃいましょう。
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